桑の葉

近年の健康志向の高まりによって、現在ではさまざまな健康茶がメディアによって取り上げられ、話題を集めています。 なかでも生活習慣病の予防・改善やダイエットなどに有効な成分をもっていることで注目が高まっているのが桑の葉です。

桑の葉茶とは

桑の葉とは? 桑の葉は、古くから日本各地の森林や農村に自生しているクワ科の植物です。比較的低い落葉樹で、かつて日本で養蚕業が盛んだった時代には、養蚕を行っている地域で盛んに栽培され、その葉を蚕の餌として利用していました。そして、餌としての活用だけでなく、人間が飲むお茶としても活用する習慣があったと言われています。 桑は多くの薬効をもつ植物としても知られており、葉の活用だけでなく、桑の実や枝、根の皮に至るまで、さまざまな部位が漢方薬として利用されます。中国では後漢時代に書かれたとされる書物にその薬効についての記述が残されており、日本においても鎌倉時代から桑の葉を薬草として利用してきたと伝えられています。

桑の葉茶の効果

桑の葉の効果効能は多岐にわたります。 食後の血糖値が上昇するのを抑えたり、糖尿病の予防や改善に効果がある他、高血圧を改善したり、中性脂肪の値を下げる効果もあります。コレステロール値を下げる働きもあるため、血液を清浄にして動脈硬化やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病を予防します。さらに、腸内環境を整える効果を持ち、便秘やむくみを改善してくれるため、ダイエットにも有効です。肝臓や腎臓の機能を改善する働きもあり、桑の葉は体全体を元気にしてくれる薬効を持つと言ってよいでしょう。 桑の葉の効果的な飲み方は、一番手軽なものではお茶として飲む方法があります。 飲むタイミングとしては、食前や食事の直後が良いでしょう。日本人の食事には白米やパン、麺類といった炭水化物が欠かせません。桑の葉には、このような食事で摂取した糖分の吸収を抑えてくれる働きがあります。桑の葉に含まれるDNJと呼ばれる成分は、糖分であるブドウ糖と似た構造をしているため、体内に入るとブドウ糖を分解する成分と結びついて、本物のブドウ糖が吸収されるのを阻害します。全てを阻害してしまうわけではなく、ブドウ糖の吸収をゆるやかにし、インスリンの分泌も促進してくれるため、血糖値の上昇を抑えて糖尿病を予防することができます。このとき、食後の糖分が吸収されてしまってから飲むのでは遅く、食前に体内に入れておくことで十分な効果を得ることができます。 一日数杯のお茶を長期的に摂取し続けることで、より良い効果を得ることができます。

 

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